テーブルウエアフェスティバル2016
東京ドームでは1月31日~2月8日まで
「テーブルフェスティバル2016~暮らしを彩る器展~」が開催されています。
1993年にスタートしたというこの催しは、
今回で24回目を迎えたそうですが、会場に足を運んだのは初めてです。
広い会場には多彩なブースが設けられ、大賑わいです。
“メゾンドパリ”“萩焼~伝統と革新の志~”などテーマを設けた特集企画のブース、
石坂浩二さんなど著名人による食空間提案のブース、
「洋の器への誘い」、「日本の器を訪ねて」などのブース、
そしてテーブルウエアのコンテストブースなど、
どれも素敵で見ごたえのある内容。
会場内ではサロンセミナーやミニコンサートなどもあり、とても楽しめる催しでした。
中でも感動したのは、竹工芸、漆工芸、曲げわっぱ、寄木細工などの伝統工芸のブースです。
あらためて日本の文化や技術の奥深さを再発見しました。
ある竹工芸の出展者は、「いつもはホテルや旅館向けの商品を作っていますが、ぜひ一般の方に伝統工芸の良さを知ってほしいと思い、初めて出展しました」とのこと。
外国人の方に竹工芸が喜ばれているといったこともお話しされていましたが、
私たち日本人が日本の伝統工芸の良さをもっと理解し、使い、守り、伝えていくことがとても大切なのではないかと、あらためて思わされました。
タレントの不倫騒動がテレビで連日報道されていますが、このような催しを紹介し、
日本の文化の奥深さを伝えていくことのほうがずっと大切ではないかと感じるのは、私だけでしょうか。
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